【不動産売却の基礎知識11】意外な落とし穴、不動産売却にかかる諸経費とは?その3|熊本市の不動産のことならくまもと中古マンション.com|(株)スマイリーフ不動産

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【不動産売却の基礎知識11】意外な落とし穴、不動産売却にかかる諸経費とは?その3
  • 【不動産売却の基礎知識11】意外な落とし穴、不動産売却にかかる諸経費とは?その3

    
    
    前回より、
    「不動産売却時にかかる意外と知らない諸費用について」
    と題し、連載でお送りしております。
    
    不動産の売却には
    前回までに解説した費用以外にも
    いくつか負担が発生する場合があります。
    
    「その他の費用」とさせて頂き、
    具体的には以下の5項目について
    解説致します。
    
    1.ハウスクリーニング費用
    2.測量費用
    3.解体費用
    4.家財等の処分費用
    5.印紙税
    
    それでは早速解説させて頂きます!
    
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    1.ハウスクリーニング費用
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    ハウスクリーニング費用とは、
    物件をプロに掃除してもらう際に
    かかる費用です。
    
    特に、内見時に購入検討者が
    よく見る場所をクリーニングすることにより、
    物件全体の印象を良くする
    効果が期待できます。
    
    例えば、浴室、洗面台、トイレ、
    キッチンなどの水回りや、
    床、壁紙などはプロに頼んで
    徹底的に綺麗にしておきましょう。
    
    家の広さや状態、
    掃除する場所の数によりますが、
    3万〜10万程度が目安となります。
    
    --------------------------------------
    2. 測量費用
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    測量費用は、土地の「境界」と「面積」を
    明らかにするためにかかる費用です。
    
    測量を行うことにより、土地売買の
    トラブルを防ぐことができます。
    
    例えば、登記簿との相違によるトラブルや、
    隣地とのトラブルを防止する効果が期待できます。
    
    費用は、市や国の立合いが
    必要かによって変わりますが、
    およそ30万〜100万程度が目安となります。
    
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    3. 解体費用
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    一戸建ての売却の場合、
    築年数が古い建物を解体して
    更地にして売る方が高く売れる
    場合が多いです。
    
    建物の解体費用は、
    建物の構造によって変わり、
    1坪あたりの金額は、
    木造住宅で3〜5万円、
    鉄骨住宅で4〜6万円、
    RC住宅で5〜7万円程度が目安です。
    
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    4. 家財等の処分費用
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    不動産を引き渡す時や、解体する時は、
    家の中を空にする必要があります。
    そのため、家財などの処分費用も
    考慮する必要があります。
    
    不用品は、ご自身で粗大ゴミ収集所に
    手配するか、持ち込むなどして
    処分する方法が最も安く済みます。
    
    ただし、多くの自治体では
    粗大ゴミの回収日が指定される
    ことが多いです。
    
    そのため、急いで処分したい場合は、
    「片付け専門の会社」などに
    処分を依頼すると良いでしょう。
    
    不用品処分の依頼費用は、
    処分する物の量にもよりますが、
    一戸建ての場合、15万円〜50万円
    程度が目安です。
    
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    5. 印紙税
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    意外と見落としがちな費用として、
    「印紙税」があります。
    
    不動産を売却する際に、
    売主と買主で交わす
    「不動産売買契約書」に印紙を貼り、
    消印をすることにより、
    「印紙税を納税した」ことになります。
    
    印紙税の金額は、
    不動産の売買金額によって
    変わりますのでご注意ください。
    
    印紙税は消費増税にともない、
    2022年3月31日までは軽減税額が
    適用されます。
    
    例えば、
    売買価格が3,000万円の不動産を売却する
    不動産売買契約書を作成した場合、
    契約書に1万円の印紙を貼ります。
    
    いかがでしたでしょうか。
    
    不動産売却を検討の際には、
    仲介手数料や住宅ローン返済手数料、
    登記費用、譲渡所得税や印紙税
    などの多くの費用がかかります。
    
    これまでの連載でお伝えした、
    各費用のポイントを確認して、
    売却する際の参考にしてくださいね。
    


    ページ作成日 2022-12-21

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